【キッチン大掃除】コンロ・換気扇・シンクを一気にリセットする段取りガイド

換気扇フィルターをつけ置き洗いしている明るいキッチンのイラスト(コンロ・シンク・洗剤とゴム手袋)
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コンロ・換気扇・シンクを一気にリセットする段取りガイド

毎日使うキッチンは、気づけば油・コゲ・ヌメリが積み重なり、「いつか大掃除しなきゃ」とモヤモヤの原因になりがち。でも、なんとなく始めると時間ばかりかかって途中で力尽き、「ああ、今日も途中で終わってしまった…」という経験、ありませんか?

 

「キッチンの大掃除で一気にリセットしたい。でも、どこを・どの順番で・何を使って掃除すればいいか分からない…」──年末や長期休みというチャンスを前に、コンロのコゲや換気扇のベタベタ、シンクのヌメリを見て手が止まってしまう人も多いはず。

 

このガイドでは、汚れの性質に合わせた洗剤選びと“つけ置き”テクニックを使って、コンロ・換気扇・シンクを中心に【効率よく一気にリセットする段取り】を解説。チェックリスト付きで「やる場所」「おすすめの順番」「使う洗剤・道具」がひと目で分かり、午前・午後に分けたタイムスケジュールで半日〜1日あれば完了!

 

読み終わるころには、ベタつきとニオイが取れたキッチンで、新年や休み明けを気持ちよく迎えられるイメージがはっきり!

 




キッチン大掃除のゴールを決めよう

まず決めておきたいのは、「今回の大掃除でどこまでをゴールにするか」です。

仕事・育児・家事の合間に完璧を目指すと、体力も時間も足りません。

キッチン大掃除の現実的なゴールは、このあたりに置くのがおすすめ。

 

  • 換気扇・レンジフードのベタベタ油を一度リセット
  • コンロまわりのコゲ・油汚れを落として、日常掃除がラクな状態に
  • シンク・排水口のヌメリ・ニオイをリセット
  • 作業台・戸棚の表面のベタつきをオフ(手で触ってサラサラ)
  • 冷蔵庫の外側と取っ手をスッキリさせる(来客に見られてもOKレベル)

 

逆に、冷蔵庫の中身の総入れ替えや、食器棚の断捨離まで一気にやろうとしないのがポイント。それらは別日に「収納見直しデー」として分けた方が、気持ちも体もラクになります。

どこまでやる?キッチン大掃除チェックリスト

「キッチンの大掃除」といっても、人によってイメージはバラバラです。まずはやる場所リストをざっと眺めて、今年やるところ・来年回しにするところを決めましょう。

 

  • □ 換気扇・レンジフード(フィルター・ファン)
  • □ コンロ(五徳・天板・火口まわり)
  • □ 魚焼きグリル(網・受け皿・庫内)
  • □ シンク(天板・排水口フタ・ゴミ受け・排水トラップ)
  • □ 作業台・ワークトップ
  • □ 吊り戸棚・引き出しの表面(手の触れる部分)
  • □ 電子レンジ・トースターなどの家電の外側
  • □ 冷蔵庫の外側・取っ手・パッキンの黒ずみ
  • □ 床(ベタつき・黒ずみ)

 

すべてにチェックを入れなくてもOK。

今年は「換気扇+コンロ+シンク」をメインにして、戸棚や冷蔵庫の中身は別の週末にまわす、という決め方もアリ。

事前に用意する洗剤・道具(最低限セット+あるとラクなもの)

キッチン大掃除は、力まかせにこするよりも、汚れの性質に合った洗剤と「つけ置き」を組み合わせた方が圧倒的にラク。ここでは、まず最低限そろえたい基本セットと、余裕があれば用意したい「あるとかなりラクになる」道具に分けて紹介します。

 

まずはこれだけ:最低限そろえたい基本セット

  • アルカリ性の洗剤(重曹・セスキ炭酸ソーダ・キッチン用アルカリ電解水など)
    油汚れやベタつきに強いタイプです。コンロの天板、五徳、換気扇フィルターなど、いわゆる「ギトギトゾーン」はアルカリが担当。
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  • 中性洗剤(食器用洗剤)
    食器洗いだけでなく、シンクの軽い汚れや戸棚・冷蔵庫の外側など、素材を傷めたくない場所の万能選手です。
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  • 塩素系漂白剤 or 酸素系漂白剤(排水口・まな板用)
    ヌメリ・ニオイ・黒ずみリセット担当。排水口やゴミ受け、まな板の除菌まで一気にできるので、大掃除と相性が良いアイテムです。
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  • スポンジ(柔らかめ+メラミンスポンジなど使い分け)
    シンクや天板用のやさしいスポンジと、取っ手の黒ずみやシンクの水垢に使えるメラミン系を用意しておくと安心です。
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  • 使い捨てブラシ or 古歯ブラシ
    排水口まわり、コンロの隙間、レンジフードの角など、スポンジが入りにくい細かい部分の必需品です。
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  • ゴム手袋
    手荒れ防止はもちろん、ぬるぬるした汚れに触るストレスも減らしてくれます。大掃除中の「うわ、触りたくない…」をかなり軽減できます。
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  • ポリ袋 or バケツ(つけ置き用)
    五徳・グリル網・換気扇フィルター・排水口パーツなどをまとめてつけ置きするための容器。大きめのポリ袋があると、シンクの中でそのままつけ置きできて便利です。
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  • マイクロファイバークロス(仕上げ拭き用)
    仕上げの水拭きやから拭き用。繊維が細かいので水滴や洗剤をしっかりキャッチしてくれ、拭き筋も残りにくくなります。
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  • 新聞紙・ラップ(汚れ受け&パック用)
    コンロ周りの一時的な汚れ受けとして床や作業台に敷いたり、洗剤をかけた上からラップをかぶせて「パック掃除」に使ったりと、地味に出番が多いアイテムです。

 

あるとかなりラクになる+時短アイテム

  • スプレーボトル
    アルカリ電解水や薄めた中性洗剤を入れておくと、「気になったときにシュッと吹きかけて拭く」がしやすくなります。大掃除後のちょこっと掃除にもそのまま使えます。
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  • キッチンペーパー
    洗剤をなじませてから拭き取る、油汚れを一度ペーパーで吸わせてからスポンジ洗いをするなど、「一枚かませる」だけでスポンジの寿命も伸びます。
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  • 換気扇フィルター・排水口ネットの新品
    大掃除のタイミングで新品に交換しておくと、年明け以降は「汚れたらフィルターごと捨てる」だけで済むので、日々の掃除がかなりラクになります。

 

洗剤を使うときの注意ポイント

  • 塩素系漂白剤と酸性タイプの洗剤は絶対に混ぜない(有毒ガスが出るおそれがあります)。
  • 換気扇やシンク下などこもりやすい場所では、必ず換気しながら作業する。
  • 心配な素材やコーティングは、目立たない場所で試してから全体に使う。

 

大掃除にあわせて換気扇フィルターや排水口ネットを新しいものに交換しておくと、年明け以降のちょこっと掃除がぐっとラクになります。「まずは最低限セット」からそろえて、余裕があれば時短アイテムを足していくイメージで準備してみてください。




半日~1日で終わらせる段取り・タイムスケジュール

キッチン大掃除は、「つけ置き中に別の場所を進める」のがコツです。目安として、こんな流れをイメージしておくとスムーズです。 

 

午前:油汚れゾーンを一気に攻める(約2〜3時間)

  1. 換気扇・レンジフードのフィルターとファンを外し、アルカリ洗剤でつけ置き
  2. つけ置き中に、コンロの五徳・グリルの網も一緒につけ置き
  3. レンジフードの内側・外側、コンロ天板を拭き掃除

 

午後:シンク・戸棚・床を仕上げる(約2〜3時間)

  1. シンク・排水口のヌメリ取り&漂白
  2. 作業台・戸棚・家電の外側を拭き掃除
  3. 冷蔵庫の外側と取っ手・パッキンの黒ずみを落とす
  4. 最後に床を拭いて終了

 

半日しか取れない場合は、午前パートだけで終了してもOKです。
「換気扇+コンロ+シンク」をやっておけば、見た目のスッキリ感はかなり違います。

① 換気扇・レンジフードの大掃除(つけ置きでラクに)

キッチンの中でもっとも「放置しがち」なのが、換気扇とレンジフードです。ここは、油汚れ(酸性)に強いアルカリ洗剤+つけ置きをフル活用して、こする時間を最小限にしていきます。

 

作業前の安全チェック

  • 必ずスイッチを切る(可能ならコンセントを抜く or ブレーカーを落とす)。
  • ガス台の上に新聞紙やラップを敷いておき、落ちた油やネジを受ける。
  • 説明書があれば「お手入れ」のページを軽く確認し、外してはいけないパーツがないかチェックする。

 

フィルター・整流板まわり|外せるものから順番に

  1. 整流板・フィルターを外す
    取り外す前に、スマホで1枚写真を撮っておくと、元に戻すときに迷いません。ネジがあるタイプは、なくさないよう小皿などにまとめておきます。
  2. アルカリ洗剤で「つけ置き浴」をつくる
    大きめのポリ袋やバケツに40〜50℃くらいのお湯を張り、重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水などを溶かします。油汚れは酸性なので、アルカリで中和してふやかすイメージです。
  3. フィルター・整流板を30〜60分つけ置き
    汚れがひどい場合は、途中で袋を軽くゆすって洗剤をなじませます。塗装が弱そうな部分は、様子を見ながら時間を調整してください。

 

ファン本体(シロッコファンなど)|濡らしていい部分だけ

多くのレンジフードは、円筒状のシロッコファンが入っています。モーター側(配線まわり)をびしょびしょにしないよう、外せるパーツだけをつけ置きするのが基本です。

 

  1. カバーを外し、ファンを固定しているネジを外す
    どこにどのネジが付いていたか、ここでも写真を撮っておくと安心です。
  2. フィルターと同じアルカリ洗剤のお湯につける
    フィルターと一緒に、または別の袋・バケツで30〜60分つけ置きします。アルミ素材の場合は、強いアルカリで変色することがあるので、表示を確認し、様子を見ながら短めの時間から試します。
  3. 溝のコゲ・油はブラシや割りばし+布で落とす
    つけ置き後、古歯ブラシや、布を巻いた割りばしで溝をなぞると、こびりつきがスルスル落ちやすくなります。
  4. 水でよくすすいで、しっかり乾かす
    洗剤が残るとベタつきや変色の原因になるので、ぬるま湯でしっかりすすいでから、布で水気をふき取り、完全に乾かしておきます。

 

レンジフードの内側・外側を仕上げる

  1. アルカリ洗剤を含ませた布で、内側の油じみを拭き取る(電気部品には直接かけない)。
  2. 外側も同様に拭き、最後に水拭き→から拭きで洗剤を残さない。
  3. 完全に乾いたファン・フィルター・整流板を元どおりに取り付ける。

 

つけ置き液の「最後のひと仕事」

つけ置きに使ったポリ袋と洗剤液は、すぐに捨てずに、排水口のゴミ受けやフタ・排水トラップのパーツなども続けてつけ置きしてから捨てると、洗剤を最後まで有効に使えます。

 

NGポイント・注意点

  • モーターや配線部分に直接洗剤や水をかけない。
  • アルミ素材に強いアルカリを長時間使うと変色することがあるので、様子を見ながら短時間から試す。
  • 塩素系漂白剤と酸性洗剤は絶対に混ぜない(有毒ガスが出るおそれがあります)。

② コンロ・魚焼きグリルの大掃除(コゲ&油汚れ対策)

コンロは、「五徳などのパーツ」と「天板(トッププレート)」を分けて考えると、一気に掃除しやすくなります。パーツは「つけ置きでふやかす」、天板は「素材に合ったやさしい掃除」が基本です。

 

五徳・グリル網・受け皿|つけ置き+重曹でコゲを攻める

  1. 素材をざっくり確認する
    ガスコンロの五徳は、ホーローや鋳物(黒いタイプ)が多いです。フッ素コーティングされているものは、金属たわしや研磨剤でゴシゴシするとコーティングがはがれるので注意します。
  2. アルカリ洗剤で「つけ置き浴」をつくる
    大きめのポリ袋やバケツに40〜50℃くらいのお湯を入れ、アルカリ性の洗剤(重曹・セスキ・アルカリ電解水など)を溶かします。油汚れは酸性なので、アルカリで中和してふやかすイメージです。
  3. 五徳・グリル網・受け皿を30分〜1時間つけ置き
    汚れがひどい場合は、途中で軽く揺らして洗剤をなじませます。「もう少し落ちそう」と感じたら、時間を10〜20分延長してもOKです。
  4. 落ちないコゲには重曹ペースト
    それでも残るガンコなコゲ・こびりつきには、重曹+少量の水で作ったペーストを塗り、10〜20分ほど置いてからブラシでこすります。ラップで覆って「パック」にすると、さらに効きやすくなります。
  5. スポンジやブラシでこすり洗い→しっかりすすぐ
    角や裏側の細かい部分は古歯ブラシを使うと落としやすいです。洗剤が残るとニオイや変色の原因になるので、水でよくすすぎ、しっかり乾かしておきます。

 

魚焼きグリルの受け皿は、大掃除後からはアルミホイルを敷いて使うと、次回以降の掃除がかなりラクになります。

 

コンロ天板・操作パネル|素材別に「こすりすぎ注意」

天板は、ガラス・ホーロー・ステンレスなど素材によって「やっていいこと/ダメなこと」が少し違います。共通の基本は、強くこすらず、洗剤をなじませてから拭き取ることです。

 

  1. 大きなゴミ・食べカスをふき取る
    乾いたキッチンペーパーや布で、焦げかすやパンくずなどを先に取っておくと、その後の拭き上げがラクになります。
  2. アルカリ洗剤をなじませる
    天板に直接スプレーするか、布に吹きかけてから天板に広げます。すぐこすらず、1〜2分ほど置いて油汚れを浮かせるのがポイントです。
  3. 素材に合わせてやさしく拭き取る
    ガラストップはキズが付きやすいので、メラミンスポンジ・クレンザー・金属たわしは避け、やわらかいスポンジや布でなでるように拭きます。ホーローやステンレスも、基本は「こすりすぎない」ほうが長持ちします。
  4. 操作パネル・つまみ・点火ボタンまわり
    洗剤を直接かけるのではなく、洗剤を含ませた布や綿棒で少しずつ拭きます。隙間に洗剤や水が入り込むと、不具合の原因になることがあるため、噴きかけすぎ・流しすぎはNGです。

 

仕上げと安全チェック

  • 全体を水拭き→から拭きして、洗剤が残っていないか確認する。
  • 火口まわりや隙間に洗剤や水が溜まっていないかをチェックする。
  • 完全に乾いてから、元どおりに五徳やグリルをセットし、点火チェックをしておく。

 

最後に、コンロの隙間や火口まわりに洗剤が残っていないかだけは必ず確認しておきましょう。ここまでやっておくと、「大掃除直後にコンロの調子が悪い…」というトラブルも避けやすくなります。

③ シンク・排水口の大掃除(ヌメリとニオイをリセット)

見た目の清潔感に一番直結するのがシンクまわりです。ヌメリや黒ずみ、排水口からのニオイは、食べカス+油+洗剤カスが合体してできた「汚れのかたまり」です。ここでは、パーツごとに分解して洗う→最後にシンク全体を磨く流れで一気にリセットします。

 

排水口パーツ|分解してヌメリの根本を落とす

  1. ゴミ受けネットと生ゴミを捨てる
    先に大きなゴミをなくしておくと、洗剤がよく行き渡ります。
  2. ゴミ受け・フタ・排水トラップを外す
    どこまで外してよいか不安な場合は、外す前にスマホで写真を撮っておくと、元に戻すときに迷いません。
  3. 中性洗剤+スポンジでいったん表面の汚れを落とす
    いきなり漂白剤に頼らず、まずは食器用洗剤でヌメリを軽く洗い流しておきます。
  4. ヌメリ・黒ずみに重曹や酸素系漂白剤をふりかける
    粉末の酸素系漂白剤は、ヌメリとニオイのリセットに向いています。製品の表示にしたがって量を調整してください。
  5. 40〜50℃くらいのお湯を注いで10〜20分放置
    お湯を使うことで、成分が働きやすくなります(※必ず製品表示を確認)。夜の後片づけの最後に仕込んで、放置中にほかの場所を進めてもOKです。
  6. ブラシでこすり洗いし、よくすすいでから元に戻す
    細かい溝は古歯ブラシが便利です。洗剤が残ると変色やニオイの原因になるので、ぬるま湯でしっかり流します。

 

シンクボウル全体|素材に合わせて「こすりすぎ注意」

  1. まわりのものをどかし、水で軽く全体をぬらす
  2. クレンザー or 重曹+スポンジで円を描くようにこする
    ステンレスの場合、目に沿って一定方向になでるようにこすると傷が目立ちにくくなります。人工大理石・樹脂系は研磨力の高いクレンザーを避け、重曹などマイルドなものから試すと安心です。
  3. 水でしっかり洗い流す
    洗剤が残ると白っぽい跡(水垢のようなスジ)が出やすくなるので、蛇口のお湯で丁寧に流します。

 

仕上げに、マイクロファイバークロスで水気をきちんとふき取ると、水垢や輪ジミがつきにくくなります。「濡れたまま自然乾燥」だとまた白い跡が出やすいので、大掃除の日だけは少し丁寧に仕上げておくと、その後のスッキリ感が長持ちします。

 




④ 作業台・戸棚まわり・家電まわりをサラサラ仕上げに

キッチン全体の「ベタつき感」は、作業台と戸棚の表面をどれだけリセットできるかで決まります。油の飛び散り+手あか+ホコリが薄い膜になっているので、洗剤をなじませてから拭き取るのがコツです。

 

作業台・戸棚の表面|「触るところ」優先で

  1. 作業台の上の調味料・家電をいったん端によける
    どかすのが面倒な分、「ここをきれいにすると見た目が一気に変わる」ゾーンです。
  2. アルカリ電解水 or 薄めた中性洗剤をクロスに含ませる
    直接スプレーするより、クロスに含ませてから拭く方がムラになりにくく、垂れ跡も出にくくなります。
  3. 作業台 → 戸棚の取っ手 → よく触る高さの扉表面の順で拭く
    戸棚は、手の届きやすい腰〜目の高さあたりを重点的に。油がつきやすいコンロ横も念入りに拭きます。
  4. 最後に乾いたクロスで軽くから拭きして仕上げる
    洗剤を残さないことで、ホコリの再付着を防ぎ、「サラサラ感」が長持ちします。

 

電子レンジ・トースターなどの家電外側

  1. コードを抜けるものは、念のため電源プラグを抜いてから作業する。
  2. 扉・天板・側面を、薄めた中性洗剤 or アルカリ電解水を含ませたクロスで拭く。
  3. 操作パネルやボタン部分は、洗剤を含ませた布や綿棒でやさしく拭く(直接スプレーは避ける)。

 

最後に床を水拭き→乾拭きしておくと、ベタつきや足裏の「ペタペタ感」がなくなって、キッチン全体がワンランク明るく見えます。ここは「手で触ってベタつきが取れていれば合格」くらいの気持ちで十分です。

 

電子レンジ庫内は「重曹スチーム」でまとめてふやかす

  1. 耐熱容器に水と重曹を入れる
    マグカップや耐熱ボウルなどに、水約200ml+重曹小さじ1を入れてよく溶かします。
  2. 庫内に入れて加熱する
    電子レンジの中央に置き、500〜600Wで3〜5分ほど加熱します。庫内に蒸気が充満していればOKです。
  3. ドアを閉めたまま10〜15分ほど放置
    蒸気と重曹成分で、庫内の油汚れ・ニオイをふやかします。この間にほかの場所の掃除を進められます。
  4. 粗熱が取れてから庫内を拭き取る
    やわらかい布やキッチンペーパーで、天井→側面→ターンテーブルの順に拭きます。ガンコな部分は、重曹水を含ませた布で軽くこすると落ちやすくなります。

 

壁・床は「重曹スプレー+キッチンペーパー&ラップ」でパック

  1. コンロ横〜油はねが気になる壁に重曹スプレー
    市販のアルカリ電解水や、重曹水(ぬるま湯200ml+重曹小さじ1)をスプレーボトルに入れて、壁・コンロ周りにシュッと吹きかけます。
  2. キッチンペーパーを貼り、その上からラップでパック
    油じみが気になる部分にはキッチンペーパーを貼り、さらにラップで押さえると、洗剤がとどまって汚れをふやかしやすくなります。
  3. 10〜20分ほど置いてから拭き取る
    キッチンペーパーとラップをはがし、固く絞った布で拭き取ります。仕上げに水拭き→から拭きしておくと、ベタつきも残りません。
  4. 床は「重曹スプレー→水拭き→から拭き」でペタペタ感オフ
    足元のベタつきが気になるところだけに重曹スプレーをして、モップや布で水拭き→から拭きします。全体をやらなくても、コンロ前〜シンク前だけでも体感がかなり変わります。

⑤ 冷蔵庫まわり(外側+取っ手・パッキン)

冷蔵庫の中身まで手を出すと時間オーバーしやすいので、年末のキッチン大掃除では「外側だけ」でも十分効果があります。特に、取っ手まわりとドアパッキンを整えると、「生活感」がぐっと薄くなります。

 

扉・側面|マグネットと油じみをリセット

  1. マグネット・メモ類を一度すべて外す
    このタイミングで「もう見ていない紙」は思い切って処分するとスッキリします。
  2. 中性洗剤を薄めた水 or 電解水で拭き掃除
    布に含ませて、扉→側面→上部の順に拭きます。油や手あかが気になる部分は、少しだけ念入りに。
  3. 落ちにくい黒ずみには、メラミンスポンジを軽く使う
    強くこするとツヤが変わることがあるので、目立たない場所で試してから全体に使います。

 

取っ手・ドアパッキン|カビ・黒ずみ対策

  1. 取っ手の内側・よく触る部分を重点的に拭く
    ここは手あかが溜まりやすいので、中性洗剤を含ませた布で数回に分けて拭きます。
  2. ドアパッキンの黒ずみをケア
    綿棒や細めのブラシに中性洗剤を含ませ、溝に沿ってなぞるように汚れを取ります。カビが気になる場合は、薄めた酸素系漂白剤を綿棒につけて軽く拭き、その後しっかり水拭き→乾拭きをします。

 

ここまでできていれば、冷蔵庫の外側は「来客に近くで見られても大丈夫」な状態です。中身の整理は、別の日に「冷蔵庫整理デー」を作ってあげるくらいの気持ちで分けてしまった方が、年末の大掃除はぐっとラクになります。

小さい子どもがいる家庭の時短&安全ワザ

小さな子がいると、「長時間キッチンに立ちっぱなし」はそもそも現実的ではありません。集中できる時間も限られるので、時間の切り方・作業の順番・安全対策をざっくり決めておくと、大掃除のハードルがぐっと下がります。

 

① 時間配分のコツ|“一気にやらない”前提で組む

  • 午前と午後で「1時間×2回」など、こま切れ時間に分けて進める(集中力が切れる前に一度やめる)。
  • 子どもの昼寝中は、塩素系漂白剤を使う作業など危険度が高いパートだけに絞る
  • つけ置きが多い換気扇・五徳・排水口パーツは、子どもと別室で遊んでいる間に放置しておけるので、最初に仕込んでおく。
  • どうしても時間が足りなければ、今年は「換気扇+コンロ+シンク」だけに絞り、戸棚や冷蔵庫の中身は別日を決める。

 

② 安全面で気をつけたいポイント

  • 塩素系漂白剤を使うときは、必ず子どもがいない場所・時間帯にまとめる(換気も忘れずに)。
  • 洗剤ボトルやスポンジ・ブラシは、子どもの手が届かない位置に一時避難しておく。
  • 床を拭いた直後は滑りやすくなるので、最後にまとめて拭く+その間は別室で待機してもらう
  • 外したネジや小さいパーツは、小皿やトレーにまとめて誤飲しない高さに置く。

 

③ 子どもを“お手伝い係”にして巻き込む

  • 安全な範囲で、から拭き用の布を1枚渡して「ここだけ一緒に拭いてみる?」とお願いしてみます。
  • 「タイマーが鳴るまでお手伝いしたらおしまいね」と時間を区切って、ゲーム感覚にするのもアリです。
  • ビフォーアフターを一緒に写真で撮って、「ここ、こんなにきれいになったね」と声をかけてあげると、小さくても達成感が残るので、次回は自分から「きょうもおそうじやる!」と言ってくれることもあります。

 

何より大事なのは、「子ども優先で、できたところまで」を前提にしておくことです。計画どおりに全て終わらなくても、換気扇・コンロ・シンクのどれか1つでもリセットできていれば、それだけで来年の家事は少しラクになります。

 

キレイを維持する「ちょこっと掃除」ルーティン

一度がっつり大掃除したあとは、「1日1分のちょこっと掃除」でキレイをキープしましょう。

  • 毎晩、コンロ天板と作業台をサッとひと拭き(アルカリ電解水+クロス)
  • シンクは最後の食器洗いのついでにスポンジでくるっと一周
  • 排水口ゴミ受けは、ネットごと捨てて軽く洗う
  • 週1回だけ、換気扇フィルターの表面を軽く拭く

 

これだけでも、来年の大掃除が「今年ほど大変じゃない」と感じられるはずです。




まとめ:完璧じゃなく「ここまでできたら合格」ライン

キッチンの大掃除は、やろうと思えばいくらでもやる場所が出てきます。だからこそ、今年は次のポイントができていれば十分合格ラインです。

 

  • 換気扇・レンジフードのベタベタ油を一度リセットできた
  • コンロ・グリルのコゲと油を落とし、日常掃除がラクになった
  • シンク・排水口のヌメリとニオイが気にならなくなった
  • 作業台・戸棚・家電まわりのベタつきが消えた
  • 冷蔵庫の外側と取っ手がスッキリした

 

「全部完璧に」ではなく、「来年1年を気持ちよくスタートできる状態」になっていればOKです。もし余力があれば、キッチン大掃除で使って良かった道具をまとめた記事や、年末大掃除全体の記事もあわせてチェックしてみてください。

この記事を書いているのは、小さい子ども2人を育てながら、年末のキッチン大掃除を毎年なんとか乗り切っている
沖縄在住のパパ「ヒロ」です。
「AIくらしログ 沖縄」の詳しいプロフィールは
こちらのページで紹介しています。

ヒロのやらかしログ|つけ置き袋を盛大にひっくり返した話

「キッチン大掃除するぞー!」と気合いを入れて、五徳と換気扇フィルターをポリ袋につけ置きしたまではよかったんです。
シンクの中に袋を置いて、息子たちと別の部屋で遊んで戻ってきたら、つけ置き袋の口をちゃんと縛っていなかったせいで、片側だけシンクからずり落ちていて、床までアルカリ洗剤入りのお湯がダバーッと流出…。

キッチンマットはびしょ濡れ、床はツルツル滑る、子どもは「プールみたい!」とはしゃぐ、こちらは「まずは拭き取りからかい…」と大掃除の前にプチ災害対応からスタートする羽目になりました。

今回の学び

  • つけ置き用のポリ袋は、シンクの中に置く前にしっかり口を結ぶ
  • 心配なら、ポリ袋ではなくフタ付きのバケツや洗面器を使う。
  • 床が濡れると子どもが滑りやすいので、つけ置きゾーンの周りは最初からタオルや新聞紙で軽く養生しておく。

キッチン大掃除は、汚れを落とす前に「水と洗剤がこぼれても大丈夫な状態を作る」ほうが先だな…と痛感した出来事でした。みなさんは、つけ置き袋の口の閉め忘れにはご注意を。


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