生活防衛資金

  • 生活防衛資金は生活費3か月分で心配ないか?

 

 生活防衛資金とは、何らかの都合(例えばリストラ)で会社を辞めたり、病気などで働けなくなった時に生活が破綻しないための資金ですね。

 「コロナ過で会社からいきなり解雇通告を受け今後の生活が心配」というニュースをよく目にします。私も過去ににたような経験があります。当時勤めていた会社の親会社が倒産し、私が勤めていた会社は黒字経営でしたが、連鎖倒産してしまいました(会社は社名を変え現在も存続しています)。社会人三年目のペーペーには連鎖倒産のリスクについて全く危機感がなく貯金15万で次の職を探すことになり、大変な思いをしましたが今ではいい経験だったなと感じています。

 会社の将来性を不安視しし、退職してから次の職を見つけるまでに私の場合約3か月かかりました。当時は20代前半でしたが今現在30代後半、次の職を見つけるのはかなり厳しくなりますね。その時々の経済・求職状況によっても左右されますから。そういう経験や今後何かあった場合を想定した際、私の場合は350万を生活口座に貯金しています。これだけあれば三年は生活できるなという数字です。

 経済不況やコロナ過に限らずリストラ・事故により働けなくなることは誰の身にも起こりうることです。「生活防衛資金」はあなたの年齢や年代別のライフイベント、その時々の社会情勢によって左右されるし、あなたがいくら持っていれば安心できるかによっても変わりますね。

  • 生活防衛資金以外は投資する

 

 私の場合、会社が倒産した経験もあり「貯金はあればあるほどいい」と考えていました。しかしいざという時、キャシュを持っていることで即座に対応できるという安心感はありますが、私の場合、車の故障や冠婚葬祭等のライフイベントで生活防衛資金を切り崩して対応したことは今までありません。

 現金を10年以上銀行に預けても、利息も微々たるものという現状です。一方、投資信託で忘れ去っていたお金は五年余りで60%以上含み益が出ていました。国を挙げての株式市場へのお金の流入と、たまたま投資した時期がよかったのもあります。もし当時10年近く寝かしていたお金の3-4割を投資に回しておけばだいぶ状況は変わっていたでしょう。リスクをとった場合と、とらなかった場合を深く考えさせられる機会となっています。

 老後又は働けなくなった時、収入がない状態をいかにして乗り切るのか? そのことを考えると私の場合、勤め先からの収入源に頼っている現状は、働けなくなったりリストラになった際は特にハイリスクです。ならば少額でも複数の収入源を確保することは早急に必要なことです。

 

 投資・日雇いバイト・ブログや在宅ワーク等が私の場合、現実的な選択筋です。先手先手で動くべく頑張っていこうと考えています。「いきなり収入がゼロになる」ことはないですから一つ一つは小さくとも細く長く育てていけばいい。育っていけば「すべての収入がゼロになる」ことを避けれますし、心の余裕も生まれるなと考えています。

 

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